【ネタバレ感想】『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』カラオケ機器を経費で落とすな

『レコスケくん』でおなじみ本秀康氏の日本版ポスターすてき

4月も終わりになってからようやく観られたエブエブ(エヴエヴって呼んでたら公式の略称はエブエブだった)!  アカデミー賞多部門受賞ってことで期待が爆上がりし過ぎてた感はあったけど、A24らしいカオスな雰囲気でそこそこ楽しめました。

あらすじ

マルチバースとカンフーで世界を救え?!スタジオA24(「ミッドサマー」)が贈る空前絶後のアクション・エンターテイメント、降臨。

公式サイトより

感想

流行りのマルチバースもの。別世界線との行ったり来たりがかなり激しく忙しいので、画面は見てて結構疲れるな~という印象。しかし作中のVFXはわずか6人で作りあげたっていうんだからものすっごい。インタビューは後で読もう。

ストーリーは、一言で表すなら壮大な親子喧嘩。個人的には今の自分にわりかし満足してるから過去の選択を後悔したりifの世界を考えたりすることはほとんどないんだけれど、子どもが生まれてから親目線で映画をみることが増えたので、刺さるとこ多々あった。足りない部分をパートナーと補い合うっていうのも人生って感じがしてよかった。序盤の国税局入るシーンと、終盤の国税局入るシーンの対比にはグッときたな~。

地味な生活だって家族と喧嘩したって税申告めんどくさくたっていいじゃない。 コインランドリー経営者がカラオケ機器を経費で落としちゃダメだけど。 どーでもいい一瞬も大事にして、人にやさしく生きていたいね(日頃イライラしがちな自分への戒め。命の母飲め)。

オマージュについては『レミーのおいしいレストラン』、『マトリックス』、『グーニーズ』くらいしかわからなかったけど、ほかの人の感想見てたら『リック・アンド・モーティ』連想してる人もいて膝を打った。たしかに。 2回目は映画好きとおしゃべりしながらだらだら観たい。 U-NEXTではもう有料配信されてるみたい。

元ネタとか裏話まとめてる人いたから後でみるメモ↓

余談だけど、今回エブエブを観た「新宿シネマカリテ」、何度も前を通ってたのに初めて入った。小ぢんまりした映画館だけど駅から近くて空いてていいわね。映画観終わったら階段上がってすぐキリンシティで生ビール飲めるし、さらに上がればカニ食えるし和牛も食える!

ネタバレ

国税局のデスクにあったトロフィー、初見で「おっ♡」って思ったので使い方が合ってて安心した!

同じダニエルズ監督の『スイス・アーミー・マン』の感想はこちら

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