『てつぞうはね』ミロコマチコ【今日の絵本2022】

二瓶鉄造も好きだけど、こっちのてつぞうも好きなんだよ!

最近図書館でミロコマチコ作品を読み漁ってて、個人的に一番グッときた絵本が『てつぞうはね』でした。

『てつぞうはね』 は、ミロコさんと愛猫「てつぞう」のほほえましい日常が綴られた絵本です。ハムとパイナップル盗み食いしたり、マットにうんち隠しちゃったり、苦手な掃除機にパンチしたり、まるで人間の子どもみたいにいたずらっ子で憎めないてつぞうに最初は笑っちゃうんだけど、最後はぼろぼろ泣いちゃったね。

猫が家族になるって、つくづく不思議な縁だな~って思った。血も繋がってない生まれた場所も知らないまったくの他猫が、たまたまうちに来て気づけば唯一無二の存在になってるもんな。言語だって生活スタイルだって全然違うけど、なんか分かりあってるみたいな気持ちにさせてくれるもんな。

ペットってそこにいてくれるのが当たり前の存在になって日々だらだら過ごしちゃうけど、ミロコさんは猫たちとの季節をひとつひとつ大事に過ごしてるのがものすごく素敵でした。

わたしは実家にいた頃は犬や猫と暮らしてたけど、いまは人間だけの生活。まだ子どもが小さいし経済的にも踏ん切りつかないけど(何かあったときのために動物病院にいつでもかかれる余裕は持っておきたい)、いつかまたお迎えできたら幸せだろうなあ。

絵本の帯の裏には「てつぞうとね」っていうミニ絵本が載ってます。自分ちの猫と相撲取るって発想が自由すぎて好きだ。

作者のミロコマチコさんは絵本だけじゃなくてエッセイも出されてるんだけど、ほかにも読む本が山積みなので一旦ここで強化月間は終わり。そのうち読んだらまた感想メモします!

▷▶︎▷過去のミロコマチコ作品の感想

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