仕事が少し落ち着いたタイミングで、脱力系ギャグ漫画を摂取しました。
あらすじ
働き方改革により定時退社をしなくてはならなくなったおじさんたち。これまでと同じ時間に帰宅するために持て余した3時間をいかにして過ごすかを世に問う問題作。俺たちは帰れないんじゃない。帰「ら」ないんだ…!
感想
Amazonのおすすめに出てきたので何となく手に取った作品。何年か前に実写ドラマ化もされてたの知らなかった。終業後のおじさんたちが集まって、ありとあらゆるヒマつぶしを楽しむショートショートのコメディです。
「働き方改革」で残業が減り、まっすぐお家に帰りづらいおじさんたち……を題材に漫画を描いてる作者は、なんと当時女子大生(※)! 読み終わった後に知って衝撃を受けました。なんて豊かな想像力だろう。
作中に出てくる女性キャラを見て「おじさん観察が好きな若い女性とかファンタジーだろw」とか思いながら読んでたけど、作者の西村先生が体現してたってことなのか。わたしが世間知らずなだけだったんだ。
友達との遊びって年をとるにつれて飲酒絡みになりがちだから、大人になってもシラフでだべったりゲームしたりできる友達って理想だし貴重よね……。帰らないおじさんたちの遊びはその究極な感じがする。どれもお金かからないのも最高だ。
わたしも友達と川に石投げるだけの遊びとかしたいな。11話で細沼さんがデカイ石を川にドボンとしてるところで古(いにしえ)の記憶掘り起こされて笑っちゃった。足にデカイ石落ちると死ぬほど痛いし、水跳ね返ってきて服ビシャビシャになると一気にテンション下がるやつ。
いいギャグ漫画でした!