だいぶ更新が空いてしまったけれど、映画はちょこちょこと観ています。
ここ2か月くらいで観た作品のざっくり感想まとめ。長くなるから何本かに分けます。
『スパイダーマン: スパイダーバース』（2018）
これまでスパイダーマンというものに特に思い入れはなかったんだけど、この作品は各方面から「やばい」とのウワサをたくさん聞いて、映画館で滑り込み観賞。うわ～～～なるほどこれは観るドラッグですわ！
ヌルヌルCGアニメとベタな漫画表現の超絶融合とか、目が覚めるような色味とか、かっちょいい音楽とか、とにかくイケてるものの大洪水。クリエイターなら絶対、感動するとともに悔しさでハンカチ噛みたくなる感じの大傑作だと思った。
それだけに、公開期間がすごく短かったのは残念だったなぁ。とりあえずBlu-ray購入は決定です。画集買い逃したんだけどいつ重版されるんだ……。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』（2019）
マーベル作品完全制覇してないニワカなわたしだけど、このお祭り騒ぎは映画館で体感しなきゃ後悔しそうだな～と思って映画館で観賞。いつも鑑賞前にビールとか飲んじゃうけど、今回は上映時間3時間もあるので我慢した。おかげで膀胱エンドゲームせずにすんだ。
ネタバレになるから詳しくは避けるけど、序盤からいろいろ驚かされましたね。丸腰の相手を大勢でぶちのめすシーンはなんだかちょっと心が痛かったな～。
家族エピソードはだいたい泣く。個人的に残念だった点を1つ挙げるとすれば、キャプテン・マーベルのグースちゃんが出てこなかったことかな。え、ご存命だよね……？
サノス相変わらずしぶといおっちゃんだったけど、Twitterかなんかで誰かが言ってた「サノスの肛門にアントマンが侵入して巨大化すれば勝てる説（サヌス理論）」ってやつほんとすこ。天才か。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』（2018）
ファンタビ1作目観たのだいぶ前だったから、話の内容ほぼ忘れて2作目観た。結果、ポカーンてなるとこ多かったから、また最初から観なきゃだな～。むしろハリポタも途中で止まってるから最初から観直したい。
個人的にファンタビって、かわいい魔法動物たちとエディ・レッドメインを愛でる作品だと勝手に思ってたんだけど、今回は動物との絡みが前回よりも少なかった印象。気のせい？
J・K・ローリング作品はほんとに奥深いからもっと知識あれば燃えられるんだろうなぁ。詳しい人に解説頼みたい。以上、ファンタジーに疎いわたしの浅～い感想でした。特典映像のエズラ・ミラーの解説もおもしろかった。
『ちいさな英雄-カニとタマゴと透明人間-』（2018）
『カニーニとカニーノ』『サムライエッグ』『透明人間』の3本の短編アニメ詰め合わせ。
個人的にアリエッティもマーニーもめちゃくちゃ好きだけど、同じ米林宏昌監督の『カニーニとカニーノ』は全然合わなかった……え、何このガバガバ設定……CGと絵ぜんぜん馴染んでないし、いまいち必要性感じないカット多いし、話の内容も結局何がやりたかったのか感じ取れないまま終わってしまった。いや～ごめんなさい辛口ピーコですね。
でも百瀬義行監督の『サムライエッグ』と山下明彦監督の『透明人間』はよかった。ホラー映画じゃないけど、『サムライエッグ』の少年がアレルギー発作起こすシーンとかほんと怖すぎて鳥肌立った。表現技術が為せるワザだよなぁ～。やっぱアニメってすごい。
けどまぁ、この映画は1回観たら十分かな……個人的には。スタジオジブリの偉大さをあらためて知る。
『名探偵ピカチュウ』（2019）
ピカチュウかわいいよピカチュウ～～！ バリバリポケモン世代のわたくし、めずらしく映画館で2回観た。2回目観るとまた違った印象。中盤のあのシーンは泣く。
ピカチュウ、ただそこにいるだけでもう十分かわいいの権化だし圧倒的きゃわわなんだけど、個人的に最高だと思ったのが、バーで受け取ったコーヒーの香り嗅いで「んん～♥」って顔するとこですね。ここだけGIFにして延々再生したい。
ディプロ先生がDJ役で出てるとは知らなくて、出てきた瞬間変な声出たね。
『はじまりへの旅』（2016）
山籠もりの奇抜な大家族のお父さんが、子育てに奮闘する話。わたしは子どもを育てたことは無いけれど、あらためて子育てに正解はないな～と超超超考えさせられた。人として完全ではない親が、ひとりの人間を育てることの難しさよ……。でも子どもって本当に尊い。
「学校行ったほうがいいか行かなくてもいいのか」って話は最近ネットでも話題になってたけど、個人的には行ったほうがいい派ですね（中学時代は自分も泣くほどイヤだったけど）。若いうちはとにかく将来の選択肢を増やすことに専念したほうが幸せになれるんじゃなかろうかとか思ったり。ま、正解はないんですけどね。
つづく！
