【感想】誰がデブのブ男じゃい!『マッドマックス』(1979)【今日の映画2024】

マッドマックスは「怒りのデスロード」からデビューだったわたくし。観たことなかった1作目を観ました。

あらすじ

凶悪な暴走族による暴行殺人が急増する近未来。元警官のマックスは休暇中にトーカッター率いる暴走族に妻子を殺害されてしまう。悲しみと怒りに打ちのめされたマックスは、復讐を誓い、特殊パトカー「インターセプター」で単身、暴走族との壮絶な戦いに身を投じる。

感想

『マッドマックス』(1979)感想イラスト

復讐の話……ってことはやんわり知ってたけどそこまでが長すぎて、あらすじがほぼネタバレじゃん!ってズッコケた。あらすじでメインっぽく書かれてる復讐パート、体感でラスト5分くらいだったから、「終わるの? これ本当に終わるの?」ってそわそわしちゃった。しかもボスよりも下っ端の始末の方が印象的っていう……この自由さ、わたしもどんどん真似していきたい。

警官がライダース着ちゃってるところとか、暴走族のバイクにマネキンくっついてるところとか(ちゃんと続編に継承されてる)、ジョージ独特の世界観は楽しめました。そっか、この元祖のド派手なカーアクションを求めてる人は、フュリオサとか見ても全然響かないよな~。シリーズだけど完全に別モノの映画だわ。

イモータン・ジョー役のヒュー・キース・バーン演じるトー・カッター、主人公の妻に「デブのブ男」とか言われててヒドすぎワロタ。かなり愛嬌のあるお顔をされてると思うけどな。そしてとても良い歳の取り方をされてたんだなあ。

トーカッターも好きだけど、わたしの一番のお気に入りキャラは隊長でした。あの水やりシーンにはやられた。ともすればエガちゃんになりそうなファッションであんなにかっこよくキマる男性はそうそういないでしょう。

作品情報

『マッドマックス』(Mad Max)
上映時間:94分
ジャンル:アクション
監督:ジョージ・ミラー
出演者:メル・ギブソン(マックス・ロカタンスキー)、ジョアンヌ・サミュエル(ジェシー・ロカタンスキー)、ヒュー・キース・バーン(トーカッター)、スティーヴ・ビズレー(ジム・グース)

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