12~18冊目『羊のうた(1)~(7)』冬目景【今日のまんが2024】

確定申告が終わって解放感MAXのわたくしです三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルルル三└(┐卍^o^)卍ドゥルルルル

今回は数日余裕をもって終わらせたので偉い。毎年同じことを言っている気がするけど、今年こそ毎月コツコツと記帳していきたいですな。

さて、事務作業も仕事も少し落ち着いたことだし、久々に漫画読も~~ってことで冬目景の名作『羊のうた』を一気読みしたので感想を置いておきます。

あらすじ

高校生の高城一砂は、幼い頃に別れた一つ年上の姉・千砂と再会し、高城家に代々伝わる「病」のことを聞く。その「病」は、発病すると「吸血鬼」のように、他人の血が欲しくなるという。やがて発病し、発作に苦しむ一砂に千砂は自らの血を与えるが……。

作品紹介より

感想

『羊のうた(1)~(7)』冬目景

ずっと気になってたけど読む機会を逃してた冬目景作品、やっと読めました。学生時代は金欠で好き放題に漫画が買えなかったので、大人になってからそれを取り返すかのように漫画を買い漁っています。こうやって自分の選んだ作品見てると、結局中高生の頃から全く趣味変わってないな〜と思う(笑)。

で、『羊のうた』はあらすじからもうわかるけど、暗〜〜い! 暗い話大好きです。奇病に侵された姉弟の話で、登場人物みんな誰かしらのことを想って一生懸命動いてるのに全然ハッピーな方向に進まない。

血の繋がりがいろんな角度から描かれてて、主人公と義理のお母ちゃんのくだりは辛すぎて泣きました。子どもって大人が想像する以上にいろいろなこと感じ取ってるし、残酷なことするよなと。

ネタバレ感想

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後日談を描いたラスト1話で救いをもたせた的なコメントを見かけたけど、個人的には逆じゃないかなーって思ってしまう! だって一砂は千砂を選んでたし、一砂は周りのエゴで生かされたようにしか見えなくて。記憶取り戻したら発狂するんじゃないかな〜とか思わずにはいられなかったです。結局好きな人と死ねるのが最高にハッピーエンドじゃない? 異論は認める。

『羊のうた』は実写化とアニメ化もされてます。アニメOVA版の姉弟の声優が林原めぐみと関智一ってことで、1990~2000年代アニメで育った私としては興味そそられまくりなのですが、いつも使ってる配信サービスにも宅配レンタルにも取り扱いがなくてしょんぼり。いつか中古で円盤買えたら良いな〜という気持ち。

あと同作者の『イエスタデイをうたって』には、一砂のお友達である木ノ下のお兄さんが出てくるらしいので、そのうち読みたいと思ってます。木ノ下、良いキャラだったよね。頼れる親友枠。

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