【感想】25冊目『血の轍(16)』押見修造【今日のまんが2023】

5月末に出た最新刊を先日読みましたよ。前巻の感想はこちらに!

あらすじ

母子に新たな“関係性”が産まれる!?静一が初めて知るママの過去。訥々と彼女は語る…己の人生がどのように積み重ねられ、どのように失われていったかを。そして静一が抱き続けた疑問ーー「なぜママは、ぼくを”ころした”のか?」その核心に、彼女は、遂に触れる。永い永い夜は明け、二人の関係性は新たな局面へーー

小学館Webサイトより

感想

読んでてひたすら苦しいのに目が離せない、謎の中毒性でおなじみの『血の轍』。13〜15巻と青い表紙が続いてたのが今回は白くなってる! これは新章開幕ってことかな。

私、前巻の感想「ママと真面目に向き合った先に幸せはあるんですか?ほかで幸せ探したほうがよくないですか??って私の心の中のひろゆきが言ってる」って言ってて、本当にずーっと不安で出口の見えないトンネルを歩いてる気分だったんだけど、16巻は希望が感じられる巻だった。

血の繋がりがなかったらとっくに決別してるかもしれない。でもどんな間違いを犯してもやり直せるのが家族なのかも。過去から逃げない静ちゃんは強いよ。ママと縁切ろうと思えばいくらでもできたのにさ。

ママとの生活を選んだことで今後は精神的にハードな生活から肉体的にハードな生活になっていきそうだけど、どうか二人の未来に幸せがありますように。いままでの話の流れを考えると、これからまた何悶着かありそうで怖いな……。

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