22〜23冊目『兄だったモノ(1)(2)』マツダミノル【今日のまんが2022】

兄だったモノ/マツダミノル 書影

今年のホラー漫画暫定1位です。

あらすじ

兄が死んだ。私は兄の恋人だったひとと、兄の墓参りに来ている——……。これは、兄の恋人と私と「兄だったモノ」のおぞましい恋の話

GANMA!(ガンマ)Webサイトより

感想

死んだ兄の恋人に一目惚れした妹。怪物化した兄を相手に、恋人をめぐって“賭け”をします。

1話目の時点で、夜中に読んだことを激しく後悔した。漫画で心臓がヒュッとしたのいつぶりだろう。まず妹の愛情歪み過ぎだし、死後の兄の見た目がほんと怖過ぎてよお……。生前はこの上なく妹思いの良い兄っぽかったから余計に。

2巻からはさらに新キャラ参戦(ただしハゲとメガネのおっさん)、兄と恋人の過去が少しずつ明かされてきて、勢いは加速していきます。一方、怪物化した兄がだんだん可愛く見えてくる不思議(個人の感想です)。

イカれた主人公兄妹のドッカンバトルかと思いきや、話が進んでいくうちに恋人の異常性も垣間見えて、ますます続きが気になる。

いや〜〜メンヘラ製造機が出てくる作品、わたしゃ大好きだよ。リアルでは会いたくないけど。傍観者としては「これからもどんどん人間関係引っ掻き回してくれよな!!!」って思わずにはいられない。3巻早く出ないかなあ。

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兄だったモノ – GANMA!(ガンマ)

https://ganma.jp/anidattamono

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