11〜13冊目『マザリアン(1)(2)(3)』岡田索雲 【今日のまんが2022】

KindleUnlimitedで読みましたん。3巻完結だからサクッと。

あらすじ

木屋俊郎と野々宮桃子。接点ゼロの二人の高校生が謎の超常現象に巻き込まれた!? 人生を激変させられた高校生男女。少年は己の信念を貫くため、少女は大切のものを取り戻すため、動き出す。奇妙な青春がほとばしる、融合ニャンニャンパニック!!

双葉社公式Webサイトより

感想

Twitterでイタチの漫画が大バズりしてて知った岡田索雲先生。8月下旬に短編集が出てて気になってたけどまず先にKindleUnlimitedにあった『マザリアン』から手を出してみたわよ。

表紙だけ見たらギャグマンガっぽいけど、結構バイオレンスな超常現象ものです。空間のゆがみに飲み込まれると「融合者」(猫+人間とか、フライパン+人間とか)になってしまう災害『ひずみ』をめぐってドッタンバッタン大騒ぎ。猫は無事です。多分……。

とりあえず初っ端から胸糞悪いんだけど、ヒロインのひょうひょうとした雰囲気に救われます。1巻あっという間に読み終わって「どうしてこんなおもしろい作品誰も教えてくれなかったんだ!」って1人ジタバタしてしまった。なんとなく小池桂一の『ウルトラヘヴン』読んで以来の衝撃だった。ぐにゃぐにゃ。

ワクワクしながら読んでたものの、謎を残したまま3巻で唐突に終わってしまってがっくり。マザリアンでGoogle検索すると、「打ち切り」のサジェストが。そっか打ち切りだったのかこの作品……残念すぎる……。

Amazonのレビューでも続きを要望するコメントがちらほらありました。15年くらい前だったら普通に深夜帯にアニメ化されてそうな雰囲気だと思うんだけど、時代の流行りに合わなかったのか何なのか。クシャおじさんのキャラ、ほんのり怖くてコミカルでお気に入りでした。

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