ジークアクス観た後、久々にガンダム熱が高まってTHE ORIGINとファーストガンダム観てたら1月が終わってしまった。なんだか自分ひとりだけお正月に取り残されたみたいだ。自分の甘やかしスキルに畏怖してる。2月から本気出していきます。
新年の抱負に「今年はいろいろ手作り楽しみたい」って書いてたので、手始めにベーコンを作ったらめちゃ美味しかった! っていう日記です。

自家製ベーコンの作り方メモ
以下、作り方の詳細もメモしておきます。わたしは食のプロでもなんでもないし、やりやすいようにアレンジしてある部分もあるので、ちゃんとしたレシピは各自YouTubeなどで検索されたし!
1.豚肉に切り込みを入れる
ブロック肉の表面に、適当に切り込みを入れます。あらかじめ包丁研いでおくとよいです。切断するんじゃなくて切り込みを入れるっていう作業は、力任せでどうにかなるものではないので、よく切れる包丁がないとしんどいです。下味をなじませるための工程なので、面倒くさければフォークで全体的に穴開けるとかでも大丈夫。
2.豚肉を塩漬けにする
お肉をに塩をまぶして塩漬けにします。ざっと調べた感じだと、豚肉の重さの2パーセントの塩で漬けてる人が多かった。今回は200グラムのお肉を用意したのでこの計算でいくと4グラムのはずなんだけど、正月ボケの頭でうっかり20グラムの塩を振りかけてしまった。結論からいえば、塩多くても全然問題なく仕上がりました。あとで塩抜きするからね!
3.保存容器に入れて1週間寝かせる
ラップでぴっちりと包んでから保存容器に入れて冷蔵庫へ。今回は1週間くらいにしたけど、もっと短くor長く漬ける人もいるみたい。
何日か経ったら裏返します。結構水気が出るので、裏返すときに水分を拭き取りました。YouTube見てたら、お肉から出た水分が下に落ちるようにケーキクーラーみたいな網で高さ出した状態で寝かせてる人もいた。あったまイイ~!
そしてここで湧き出た疑問。市販のベーコン含む加工肉に使われてる発色剤「亜硝酸ナトリウム」にはボツリヌス菌の増殖を抑える効果があるらしいんだけど、手作りのベーコンだとこれを使ってないわけで。ボツリヌス菌は空気のないところを好むらしいから、長期間密封保存しておいて大丈夫なのかな?って少し不安になって調べたら、ちゃんと冷蔵していれば問題なさそうでした(※厚労省のサイト)。ひと昔前はエラボトックス注射とか打ってたくせにビビりなんだよ。わたしは。
4.塩抜き

こちらが1週間後のお肉。顔色あんまりよくなさそうに見えるけど大丈夫です。
お鍋に水をはって、塩漬けした豚肉を投入して冷蔵庫でさらにひと晩寝かせます。流水で塩抜きすると時短できるみたいだけど、数時間も水流しっぱなしにしておくのは抵抗あるので、多めの水にドボン形式にしました。
翌朝、お肉の端っこを少しカットして焼いて塩加減の味見をします。わたしはお肉一口のためにフライパン汚すのイヤだから小皿にのせてチンしました。全く問題ない。塩っ辛かったら塩抜き足りてないので引き続き水に浸します。塩味ちょうどよければ下準備OK! 水気を拭き取っておきます。
しかし発色剤使わないとお肉の彩度めっちゃ低くなるんだなあ。市販のベーコンってピンクだもんね~。
5.燻製する

いよいよ燻製です。今回使ったのは去年カインズで買った「スモークもできる丸型ミニバーベキューコンロ」(3480円)。お肉も焼けるし燻製もできる2WAY。デーモンコアくんみたいなルックスも可愛くてお気に入り。
参考:デーモンコアくん

ロストル(炭受け)の汚れを防ぐために、あらかじめアルミホイルを巻きつけておきます。空気が通るように穴もあけておきます。

カインズで値下げされてたスモークウッド(粉末にした木を棒状に固めたやつ)をイイ感じの大きさにカットします。木の種類もいろいろあるんだけど今回はオーソドックスな桜にしました。初めてでどれくらい燃焼するのか読めなかったからとりあえず半分くらいにカットして使ったけど、余裕で余った。


ロストルの上にスモークウッドを置いて着火。すでに良い匂いがする!

網をセットしたらお肉をのせて、蓋を閉めて2時間燻製。

燻製器の中の温度は20度くらいまでで上がったけど、これ以上どうしても上がらなかった。なんでだー! 外寒かったからかなあ。最もポピュラーといわれる「温燻」という方法は50~80℃くらいで燻すらしいんだけど、その半分にもいかなかったので、ここは要改善ポイントかも。
炭火で燻製する方法もあるみたいなので、次はこっちの方法で試してみようかな。

燻製している間は、テントで駄菓子食べたりポケポケやったりして待機。

2時間後にフタをオープン! 今回はここで燻製終了。煙は出続けてたけど、スモークウッドほとんど減ってないw

一口サイズにカット。表面は燻されて茶色くなってて、中は生ハムみたいな感じ。低温での燻製でお肉に火が通ってないので、食べる前に加熱調理します。

フライパンで焼いた感じ、サムギョプサルみたい。笑

完成~! 市販のベーコンよりもジューシーですっごく美味しかった! しかし煙の香りが強すぎたのか、うちの4歳児の口には合わなかったみたい……。2時間でもかなりスモーキーになるから、家族で食べるならもう少し短時間で燻してもいいのかもな~。まあ、大人の感想としては初めてにしては上出来だったと思います!
ってことで今はまたブロック肉を冷蔵庫に寝かしているところです。前回は塩漬けだったけど、今回はほりにし(スパイス)も一緒に漬けてみたので楽しみ。また作るときは、庭で伸び放題のローズマリー入れてみてもいいかも。
ベーコン以外にも、スモークサーモンとかスモークチーズもやってみたいと企んでいるところです。