先週「Spotifyで今年最も聴いた曲」っていうのをシェアしてる人をTLでちらほら見かけて、もうそんな時期か! と震えています。
Spotifyといえば、わたしも一時期有料プランに入ってたんだけど去年か一昨年くらいに不正アクセスされて(人の金で広告オフすな!!!)YouTubeMusicに乗り換えちゃったのよね。そんなこんなで流れに乗れなかったので、自分用メモも兼ねて今年よく聴いてた曲をここにまとめておきます。
girl in red
今年フジロック(の配信)で聴いて衝撃的だったガール・イン・レッド。可愛らしい声と笑顔とは対照的に、歌詞がめちゃくちゃ痛々しくて刺さりまくる。『Too Much』のMVは著作権切れミッキーが出てるのもイマドキ。
Calvin Harris
EDMのイメージが強いカルヴィン・ハリス。80年代ムードなファンクのアルバム『Funk Wav Bounces Vol.1』が大好きで何回も聴いてたんだけど、2022年に続編のVol.2が出てたことを今更知ってうれしくて聴いてた。デュア・リパ、声も顔面もほんとすき。
GameChops
仕事中のBGMは歌詞があると集中できないから、映画とかゲームのサントラとか流してます。公式とは別に、ゼルダとかUNDERTALEとかゲームのアレンジ曲をリリースしてる「GameChops」っていう海外レーベルのアルバムが好きでいろいろ聴いてて、今年はソニックシリーズのローファイアレンジの『Sonic & Chill』とか特によかった。ヴェイパーウェイヴとか好きな人には刺さりそう。
ゼルダもいいよ!
ユーロビート
テンション上げたい深夜作業ではこれを。今年は頭文字Dにハマってユーロビート熱が再燃。ayu-roで育った私には必然のことだった。『RUNNING IN THE “90S”』は「俺に会いたきゃ衛星に繋げ」とか「クレカ作れよ」とか歌詞も味わい深い。
コメ欄見てたら「もはや、水の上をも走れる曲」「給食の時流れてて吹いたわ」「高速入った時「フェフェン!フェフェン!フェフェフェフェフェフェフェフェ」って口ずさみながら曲流すの楽しすぎワロタ」とか言われてて爆笑した。これは真似したい。
90年代音楽つながりで今年発見したライフハックとして、緊張する現場に向かうときは桜庭和志の入場曲をかけるとなんか気合が入ります。もうやってる人多いと思うけどおすすめ◎
椎名林檎と愉快な仲間たち
5月にニューアルバム『放生会(ほうじょう“や”って読むのね!)』が出たタイミングで久々にちゃんと椎名林檎のアルバムを聴いた。全編、強い女性!って感じで良い。新しい学校のリーダーズとの『ドラ1独走』と中嶋イッキュウとの『ちりぬるを』とか特に好き。
しかしまさか椎名林檎がAIとコラボ曲出すなんて、子どもの頃の私に言っても信じてもらえないだろうな~。ついでに『おじゃる丸』のED曲を椎名林檎が歌うことだって、絶対に信じられないと思う。
本当なんだなこれが。ジャケがおじゃるの好物、プリンなのもいとをかし🎶
宮本浩次とか向井秀徳とかもそうだけど、最近椎名林檎はデュエット曲がやたら良いなと感じる。とか言いつつ、これは今に始まったことじゃないのかも。20年以上前の草野マサムネとの『灰色の瞳』のカバーとかとかめちゃくちゃ好きだったし。
米津玄師
米津玄師の新曲もよかった。どことなくジョーカーを感じるMVだけど朝ドラの主題歌だったのね。「100年先のあなたに会いたい 消え失せるなよ」なんて愛情表現、常人には絶対考えつかない。
でもまあ米津玄師の不動の1位は『メランコリーキッチン』!
鈴木敏夫が米津玄師の名前を初めて聞いたときに「50代の僧侶かと思った」って話まだ面白くてフフッてなる。
KIRINJI
これまで全く通ってこなかったので『Aliens』とあの有名なジャケくらいしか知らなかったKIRINJI。自動再生でたまたま流れてきた『cherish』ってアルバムが良くて今更聴いてた。
『killer tune kills me』のMVの女の子、『極悪女王』で長与千種役演じてた唐田えりかさんだ!
『Pizza VS Hamburger』、ハンバーガーかピザかっていう究極の選択をひたすら迫ってくる曲なんだけど、終盤でハンバーガーもピザも選べないから「喰いたいだけ喰おう」結論づけるところで毎回笑い転げてしまう。わたし優柔不断なタイプだから毎食これ流したい。名曲。
あのジャケをAI拡張すると両サイドに知らないおじさん出てくるの最高。
結束バンド
今更『ぼっち・ざ・ろっく!』にハマったので結束バンドもよく聴いてました。その流れでアジカンもまた聴いてました。小学生の頃に初めて聴いた『君繋ファイブエム』が至高だと思ってたけど、『転がる岩、君に朝が降る』の良さに気づけたのはぼざろのおかげ。
劇場版後編をぼっちで観に行ったの楽しかったな。公開日でネタバレ踏まずに観たから、エンディングの前奏で「新曲?」って思ってたところに『Re:Re:』のリフが聞こえた瞬間もう鳥肌立りまくりで奇声上げながらユナイテッド・シネマ駆け回りたくなったもん。やらなかったけど。興奮をその場で誰かと共有できないところだけ、ぼっちは不便だ。
9月リリースのEPに入ってる『惑う星』、リョウさんのベース(特に間奏入るとこ)がかっこよすぎて最初全然気づかなかったんだけど、歌ってるのもリョウさんなのね!! 作詞作曲はACIDMANの大木伸夫氏。てかこのジャケ、よく見たら風景に写真重ねてるんだよね……何年後かにまた江の島に来て写真を見返してるとかなのかな。誰が? ぼっちちゃんが?!
てかリョウさん役の水野朔さん、キタニタツヤの『ずうっといっしょ!』カバーしてた~~。うん、いいなあ。わたしおばあちゃんになってもメンヘラ曲好きなの変わんない自信ある。女王蜂の『BL』とかカラオケで歌う六十路になりたい。
Empty old City
『ゴースト警告を唄う』がおすすめに流れてきてツボにハマったEmpty old City。世界観の作り方がすてき。
KMNZ
動画全然観ないし詳しくないけど、今年に入ってVTuberの曲をちょいちょい聴いてる。KMNZはケモ耳も歌の感じもよい。
これとかおすすめで流れてきたとき最初K-POPアイドルかと思った。
前体制のだけど、ノリノリのやつ。
カバーの選曲が完全に平成初期生まれにぶっ刺さってるから、同世代の人が企画してるのかなと勝手に思ってるw 絵が可愛いから目でも楽しめますなあ。
漫画化もされてて、研そうげん先生の絵がドはまりしている。おしゃんだ。
irom
急いでるときにぴったりの曲。声がかわいい。
まとめ
聴いてた曲、無限に出てくるのでこの辺でおしまいにします。わたしは忙しいときとか落ち込んでるときってとことん音楽聴けなくなる人間なので、今年はいろいろ聴けて幸せでした。
こうやってまとめてみると結構ジャンル偏ってるし古い曲も多かったかな。でも「流行はなんとなく押さえておきたい」とか「“わかってる”って思われたい」とかそういう見栄みたいなの無しに素直に好きな曲聴けるようになったのは、自分が大人になった証だな~とか思います。30代って楽しいねえ。