【日記】断酒して2か月半経ったよ。メリットとか考えたこといろいろ

ちょっとした思いつきでお酒飲むのをやめてみたら、なんとシラフの状態が2か月半も続いてます。3度の飯よりビールが好きだったあの私がですよ。ここ最近のノンアル生活で気づいたことや考えたことをメモしておきます。

ここではお酒をやめたことで気づいたメリットなどを書いていきますが、お酒やお酒好きな人を否定する気持ちは一切なく、あくまでも今のわたしには必要ないと感じているだけなので、あしからず!

お酒をやめた経緯

夏ごろから仕事の量を減らしてたので、「ちょっと節約してみるか~」と思ったのが断酒生活のはじまりでした。

息子との生活が始まって以来、外で飲む機会は激減したけれど、家では料理しながら明るいうちから飲んでいた時期もあって(週末だけというルールは作りつつも)、夫は基本的に子どもの前では酒を飲まないのでその辺の意識の違いからケンカをしたこともありました。いま思えば確かにあの頃のわたしは日に日にお酒の量が増えていた。正直すまんかった。

秋ごろから息子がぐんぐん成長して意思疎通できるようになり、仕事のストレスからも解放されて、そんなタイミングでお酒を買う&飲む習慣を辞めてみたら、案外へっちゃらだったなという感じです。そもそも最初は減らしてみようかなくらいの気持ちでいたけど、結果的には1滴も飲まずに楽しく過ごせています。

ゆかいな相棒「禁酒マン」

禁酒マンの成果

生活習慣を見直すにあたって、何か成果が見えるようなものがあったらいいなと思ったので、「禁酒マンGoogle PlayApple)」という無料アプリを入れました。これすごいです。普段の飲酒習慣(頻度や量など)を打ち込んでおくと、禁酒期間だけじゃなくて節約できた金額とか避けられたカロリーとかまで勝手に計算してくれる。

画面上部のドットキャラがはじめは平社員なのが、禁酒期間が伸びていくにつれて昇進していくのも楽しい。2か月半の私は課長です。1年禁酒すると会長になれるっぽい。

アプリの初回起動画面。インストールした者は全員、株式会社シラフに強制入社させられます。

お酒をやめて変わったこと①お金とカロリーを節約できた

禁酒マンの成果
断酒期間76日の成果

わたしがこの2か月半で節約できた金額は8,685円。避けられたカロリーは、お茶碗17杯分のごはんに相当する4,316kcalでした。といってもコレ、家の中で飲むお酒だけを計算してて(ビール1缶×週4回くらいの設定。おつまみ含まず)、外食での金額や摂取カロリーは一切入れてないので、実際にはさらに節約できていると思われます。

しかし頻繁に飲みに行ってた頃は、だいたい楽しくてハシゴしちゃうから1回の飲み会で10,000円超えちゃうことなんてめずらしくなかったな~とか今考えると恐ろしいね……。20代後半で飲み歩いてた頃の自分の写真見ると顔パンパンで笑う。今でも決して痩せちゃあいないけど、お酒ってやっぱ浮腫みやすくなるんだな~とあらためて思ったのでした。

お酒をやめて変わったこと②白髪が消滅した

Photo by Joyful on Unsplash

こんなことある? って自分でも思うのだけど、アラサーで気になりはじめてた白髪が消滅しました。

お酒が直接的に関係してるというよりかは、晩酌せずに漫画読んだり映画観たり好きなことやって眠くなったら早めに寝る習慣がついたので、良い睡眠がとれるようになったことがデカいのかなとも思います。悪夢を見ることも減ったし、1日中フラットな気持ちでいられることが多くなった。

前は疲れたりイライラしたときなんかに真っ先にお酒に駆け込んでたけど、気分が良くなるのなんて一時的で、ガブガブ飲んだ後ほど体調悪くなってたし、それほどお酒に強くない私にはあんまり向いてないストレス解消法だったんだろうなと今では思う。

睡眠最高。タダだし。たまにおもしろい夢観られるし。

わたしはなぜお酒を飲んでたのか

断酒を機に、「そもそもなんでわたしはお酒飲んでたんだっけ」と考えました。

じいちゃんもばあちゃんも父ちゃんも母ちゃんもお酒だいちゅきの酒豪一家に生まれたわたしは、大人になれば毎日お酒飲むのが当たり前だと思っていたし、お正月なんかは子どものときから親戚と一緒に飲んでいた(20年以上前のことなのでもう時効ということで)。兄弟もいとこも居なくて周りは大人ばっかりで、仲間にしてもらえた気がしてたんだと思う。

大人になってからも、ずーっと口下手だった自分がお酒を飲んで気が大きくなって、人とたくさんお喋りできるようになるのが楽しくて(だからと言って面白い話ができるわけじゃないし失礼なこともたくさん言ってたかもしれないけど)、社交的になれる気がして飲んでいたんだろうな。

お酒を飲んでさえいれば、共通の話題がない人ともビールが好きというだけでお友達になれた気がするし、一緒の空間でお酒を飲んでいるというだけで仲間にしてもらえた気がするし、さらに失敗して自分の弱点を見せれば、より打ち解けられたような気分になるし。まあだいたい飲みの場で会って仲良くなった人とは疎遠になったけど。

お酒をやめた今は、別に社交的な自分になる必要はないんだな~と思えています。誰にも気を遣わずに一人で漫画読んでフフッと笑ってる自分が好きだ(お尻ぽりぽり)。無理してしゃべらなくても仲良くしてくれる友達や家族が好きだ。

って、気がつくまでにわたしは10年以上かかりました。わたしの飲酒人生をふりかえってみると、ストレス解消のためのお酒は自分に向いてなかったことがわかったし、さらによーく分析してみると、娯楽としてのお酒よりも人間と仲良くなりたくて飲んでたお酒が多かったんだろうなという、不器用な怪物のお話でした。

そんな感じなので、このまま断酒生活続けてみようと思います。年末年始はさっそく誘惑に負けるかもしれないけど。白髪以外の体調変化があればまた報告します!

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