2~3冊目『光が死んだ夏(3)(4)』モクモクれん【今日のまんが2024】

昨年末に新刊が出たタイミングで3、4巻をまとめ買いした『光が死んだ夏』。そのまましばらく積んでてようやく読めました。4巻の帯には大御所作家の小野不由美先生から推薦コメントが寄せられてます。すんげ!

そして電子含めたシリーズ累計部数は190万部を突破してるそうです。「1巻あたり10万部以上でヒット作」なんて説もあるので、4巻刊行時点で190万部というのはきっととんでもない人気なのでしょう。みんなホラー好きだね~! ってことでいつもの感想です。

あらすじ

過去の「光」ではなく、現在の「ヒカル」と共に歩むことを決意したよしき。「ヒカル」が一体何者なのか、その正体を探るため「ノウヌキ様」、「クビタチ」の歴史を調べることに。しかし、周囲の環境は彼らを待つことなく、変化していき――。

4巻公式紹介より

感想

感想『光が死んだ夏(3)(4)』モクモクれん

まず3巻! 去年2巻を読んだときに朝子の意味深な言動が気になってたので、朝子が表紙の3巻でその辺触れてくれるかな~と思ってたら期待通りでした。目でハッキリ見えないけど「音」でわかるの、イヤすぎる。朝子がヒカルに質問するシーンは3巻で一番ぞわぞわしたシーンだったかも。

そして4巻からは新章・謎解き編がスタート。って言ってもまだぜ~んぜん謎だらけです。ハムスター連れた怪しいサングラス男(田中)がついに主人公と接触します。キャッチーな見た目の田中を4巻の表紙に持ってきても良いものを、敢えておばちゃんの暮林さんをソロ採用してるあたりにめっちゃ好感が持てるのよねこの作品。

しかも暮林さん、めっちゃ強い。見た目普通だと思ってたけど、よく見ると瞳に白い輪っかがあるのが能力者っぽくてなんかカッコイイ。娘2人が今どうしてるのかも気になります。(1~2巻で出てきてなかったよね?記憶がおぼろげ)

ネタバレ感想

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ヒカルとの接触で朝子が聴力奪われてて凹んじまったよ~~。片耳とはいえ、聴覚で気配を察知する朝子にはダメージデカくないですか。あと野球少年の巻くんの明るさがこの作品の貴重な癒やし要素だったのに(花火でインフィニティ作るところ愛おしい)、いつのまにか大怪我してるし。ケガレがもうすぐそこまで近づいてきてる感。

4巻ラストでヒカルの頭が飛んだのにはそこまで衝撃受けなかったかも。魔力?分けてるから自力じゃ回復できないだろうけど、どうせよしきが助けてくれるだろうし……。

それより3巻で晃平の鞄から出てきた、“「人の頭」だったもの”の正体が禍々しくて気になる~! これが4巻で光のおじいちゃんが話してた「ヒチさん」の頭だったりするのかな。んでもってクビタチの元の地名「首断」と何かつながってたりする…? 謎だらけでな~んもわかりません!!! 5巻へ続く!(キートン山田)

\前巻の感想はこちら/

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