1~2巻もスゴかったけど、3巻ではそれをさらに上回ってきました。前巻の感想はこちらに。
あらすじ
正義に燃える記者・鈴木蘭は、「傷の男」に同僚の町田を殺されてしまい、その真実を暴くべく奮闘する。
講談社Webサイトより
感想
いや~、おっもしろい!! いま連載中の漫画で一番勢いがあるんじゃないかって個人的には思うんだけど、最寄り駅前の本屋に置いてなかったのでAmazonで買いました。しっかりしろ!! 本の須原屋!!!
3巻は、前巻で気になってた怪力ギャル&ガスマスク男とのバトルからスタート。アクションシーン描くのうまいなあ。画力はもちろん、キャラの職業や性格とか環境とか最大限に生かしてていちいちワクワクする。あとセリフ回しもたまらんなぁと思います。ガスマスク男戦での「…人間やめすぎだろお前」「家帰ったら風呂も入らず速攻寝てやる」ってやりとりとか、警視庁コンビの「お前俺をなんだと思ってるんだ…」「すけべデカ」ってやりとりとか、なんてことない会話が味わい深い。あれ? この会話だけ切り取るとギャグっぽいけど中身は手に汗握る真面目なオカルトサスペンスですよ。
ガスマスク男(宍戸)、奮闘しつつも結局主人公に痣を取られちゃうわけですが。痣の位置って大事だな~と思った。痣の位置ってどうやって決まるんだろう。ほくろの位置は「前世で愛する人にキスされた跡」とかいう迷信があるけど。この漫画においては「痣=弱点」ともいえるわけで、手の甲とか丸見えだし不利すぎでしょう。絶対お尻とかにあったほうがいいよ。蒙古斑的なノリで。とりあえず足立区のバンドマンは胸元隠しなさいよ。
眼鏡取った東京一さん、やっぱり美形でした。わたしは前巻の感想で「変人メガネイケメン」って紹介してたけど、間違っていなかった。思えばこの漫画、主人公~悪役、脇役まで美形ぞろいだな。作者の趣味か。盲目の大男は美形とはちょっと違うかもしれないけど、ごりごりに私のストライクゾーン入っています。熊みたいな人大好きだ。
そんで主人公ランラン(なんかパンダの名前みたいだな)の過去も少しずつ明らかになってきました。写真に写ってたお母さんの腕を見て震えあがったよ私は。早よ続きが読みたい。4巻は2024年2月発売予定だそうですよ。単行本派なので大人しく待ちます。あわよくばアニメ化とかしてほしいからみんな読んでくれ~! 買ってくれ~!!