【感想】35冊目『チェンソーマン(15)』藤本タツキ【今日のまんが2023】

2023年8月4日発売の『チェンソーマン』15巻! 予約してたので発売日にAmazonから届きましたわよ。

てか今更ながら思ったんだけど、こういう漫画って書店で買った方が特典ついてたりする……? いつも出不精だからついつい通販で買っちゃうんだけど、ステッカーとかぺーパーとか欲しかったなって後悔すること山の如しなんだよな。それはさておき、ネタバレ含む感想をメモしておきます。

あらすじ


飢餓の悪魔の言葉通りアサの前に現れた、根源的恐怖をその名に持つ“落下の悪魔”!! 人の心に潜む過去の傷を抉る、その残酷な力によりヨルを信じられなくなったアサは!? なす術なく“落ちて”行く人間たち…その先に待つのは、貪り喰らわれる地獄の美食フルコース!!

集英社公式サイトより

感想

まず表紙誰!? って思ったら、この人が「落下の悪魔」だったのね~。読み返してみたら14巻ラストで出てきてたのにお顔が見えなかった(厳密に言えば「頭が無かった」?)からわからなかった。自分、単行本派ですから。

123話~133話まで収録されてる15巻は、この「落下の悪魔」との戦闘がメインです。コイツの一番厄介なのは、人のイヤな記憶をフラッシュバックさせるところ。この能力を前にすると、爪剝がれたり目や耳や首が吹っ飛んだりするのはまだ可愛いものだな~と思えてしまう(この漫画読んでるときは痛みの感覚がバグるね)。

アサの家族の話もそこそこショックだったけど、デンジのイヤな記憶はかなり精神にキたわ……たった1コマなのに心臓ギュってなった。しかし直後、沈んでるアサを元気づけるためにデンジが「犬!猫!犬!犬!猫!」って叫ぶところには笑った。

アサとデンジが協力して(男からバイク奪うシーン好き)、なんやかんやで落下の悪魔とのバトルは決着。個人的にチェンソーマンって第1部はかなりテンポ良くて、第2部(12巻~)以降は結構まったりしてるなぁ~って印象だったんだけど、15巻後半ではキガの思惑も見えてきてようやく話が動き始めた感じがする。あれだけのことがあっても結局デンジを突き動かすものは性欲なのか!って思うけどw 

最後の吉田との会話、かみ合わなさ過ぎてお笑いコントだった。デンジが「デモ隊!!集合~!!」って叫ぶとこ大好き。アサの抱える悩みにしんみりしつつ、いつも笑かしてくるのはデンジだな。

今年4月に14巻、8月に15巻が出たので、運が良ければ年内に16巻読めるかな。楽しみ!

15巻発売のタイミングにあわせて、チェンソーマン×いらすとやのLINEスタンプも出てました。1部のキャラがメインっぽい。それにしても姫野パイセン、登場回数少ないわりに根強い人気だな~。私もすこ。

▼第1部の感想はこちらにまとめてます↓

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