以前、今年は読んだ本をメモしていこうなんて話してたけど最近全っっっ然読書できてない。かなしい。今日のご飯考えるので精一杯……。
そんななかでも漫画は毎日何かしら読んでるので、しばらくはこっち中心に記録してみようかと思います。少しでも更新頻度を上げたい。
というわけで1冊目は高橋葉介の『マンイーター』。高橋先生の漫画は人生2冊目。数年前に『怪談少年』読んで、「絵が可愛いな〜」「おねショタ微笑ましいねえ」くらいにしか思ってなかったけど、今回読んだやつはドッパマリでした。えぇ、もともとこんなグロテスクなの描く作家さんだったのね(畏怖&歓喜)。
『マンイーター』は初期作品を集めた短編集で、1994〜1997年の『ホラーM』に掲載されてた漫画を中心に収録されてます。ホラーM、小学生の頃買ってもらってたの懐かしいなあ。今回の作品は私が読んでた時期とはギリ被ってないんだけど、この時代の空気感ホッとする。
今作に収録されてるほとんどの作品は愛と憎しみに満ちたホラーです。個人的に表題作の『マンイーター』よりグッときたのが『肉蟲』と『コインロッカー・ベイビー』。
『肉蟲』、とりあえず“子供”が這い回る場面あと100ページくらいくださいお願いします。アツアツご飯かっこんじゃう。
そして『コインロッカー・ベイビー』、赤ちゃんの「かわいい」&「怖い」の表裏一体が突き刺さりましたね。私、黒目がでかいキャラ恐怖症なの。だから着色直径クソでかい黒コンしてる女の子もこわいの。
あと『猫の実』もよかった。うっかり見つけた死体を何度も見に行っちゃうところ、岡崎京子の『リバース・エッジ』思い出した。こっちはまたとんでもない展開に発展するんだけどね。猫〜!!
一貫して女の子キャラがかわいいからそれだけでも読んでてルンルンです(『ヘンなくだもの』あたりの内田春菊の絵が好きな人には絶対刺さるはず)。絵がかわいいから、エグい内容でも胃もたれしない感あるんだよね。主線は筆で描いてるらしく、線もそうなんだけどベタの美しさに惚れ惚れします。
サラッと書くつもりが長くなってしまった。ということで、かわいい女の子が出てくるハチャメチャ血みどろ漫画が読みたい人におすすめです。KindleUnlimitedにもあるでよー!