いつのまにか出てたので速攻kindleポチって読んだ。個人的に、昨年一番刺さったと言っても過言ではないホラー漫画の新刊です。
あらすじ
様々な「恐怖症(フォビア)」に苛まれる人々の恐怖心理を精緻かつ容赦なく描き出す令和最先鋭ホラー&サイコサスペンス!
小学館webサイトより
感想
英語で「恐怖症(phobia)」を意味するタイトルどおり、人間のさまざまな恐怖症を描いた短編集。前巻では1話ごとにそれぞれ「隙間」「匂い」「高所」「集合体」「閉所」の5つの恐怖症を扱ってて、個人的には特に4話の「集合体」が怖&気持ち悪くてキャッキャ(嬉)しながら何度も読み返しちゃった 。マッ●ングアプリとかパ●活女子とか現代っぽさもほどよく入ってて生々しい。心霊とかより、人間の欲とか執着とかが一番身近で怖いんだよなあ~。
そして今回の2巻では、「拒絶」「笑顔」「孤独」「長身」「醜形」がテーマ。前巻「こんなに要る!?」ってくらい性描写が目立ってたけど、今回は若干控え目(な気がする)。あと前巻一貫して救いのないラストだったのに対して、2巻はほっこりするようなシーンがあったり、本人が開き直ったりしてる話もあってマイルドになってる印象(個人の感想です)。
7話の「笑顔」で出てくる安藤なつ似の友達推せる。この漫画ではレアな癒やし要員。そして10話の「醜形」 は、「ラルクのMVかよw」って部分からの回想で読者をぶん殴ってくる感じ本当にキツいです。やめてください。詳しく言うとネタバレになるから読んで読んで!
傍から見たら理解できないことに思い悩んじゃうのが恐怖症なんだよね~。だから、どの話にグッとくるかは人それぞれだと思う。ともだちと感想話し合うのも楽しいかと。
1巻の試し読みはスペリオールのサイトから↓ 2巻の帯では伊藤潤二先生も推薦コメント出してるよ! ワオ!
▷▶︎▷フォビア 第1集 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館
https://bigcomicbros.net/comics/65621/
↓ゴトウユキコ先生の青春漫画もチェック!