『グランツーリスモ』を観たよ【映画感想】

映画『グランツーリスモ』、アマプラ見放題に来てたので観ました。ただのゲーム実写化と思いきや、実話ベースの作品と知ってビックリ。  

あらすじ

ゲームのチャンピオンは、本物のプロレーサーになれるのか――? 《前代未聞のプロジェクト》に挑んだ、熱き者たちの感動の実話。
(公式作品紹介より)

感想

全体的な話


言わずと知れた人気タイトルの映画化。凄腕ゲーマーが本物のレーサーを目指して奮闘するお話です。

最初は「オタクの星がんばれ~」くらいの軽いテンションで観てたのが、後半一気にのめり込んじゃった。王道な展開だけどスポ根ものとしてよくできてるし、グランツーリスモというゲームの凄みも見せつけられるから、実写化映画としては大成功なんじゃないかなと思います。排気音とか映画館で聴いたら気持ち良かっただろうなあ~。

全体的にテンポよくまとまってたけど、アカデミー時代のいざこざとかライセンス獲得までのレースの詳細とか恋人・家族との話とか若干物足りない部分もあったから、個人的にはドラマシリーズでも見てみたかったかも。師弟愛にフォーカスした映画もこれはこれで100点ですよ。

キャストの話

メキメキあか抜けてく主人公のヤンも魅力的だったけれど(映画のヤンは途中でケニーG卒業してたが、実際のヤンは今も大事な試合前にケニーGとエンヤを聴き続けてるとのこと。ケニーGって勝手にラッセン的ポジションだと思ってるけど大体合ってる??)。

まあ、個人的MVPは師匠のジャックですよね~! ストレンジャー・シングスではホッパー役だったデヴィッド・ハーバー、久々に観たけどやっぱかっこいいなあ。父親のように主人公を支えるような役柄がよく似合う。包容力の塊。なんか逆にコテコテの悪役も見てみたくなってきた。そういう作品ある?

そしてオーランド・ブルームは私の記憶の中で20年くらい前の「美青年」って感じの姿で止まってたから、近影見れてよかったです。スラッとした中年ロン毛でいい具合に怪しい雰囲気。ちなみに吹き替え声優はイニDで拓海役だった三木さん。

以下、ネタバレ感想です。

ネタバレ感想

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こう何かに一筋に打ち込んできた人が成功して女を知って一度挫折する……っていう流れはあるある過ぎるので、東京デートの後はまぁ嫌な予感しかなかったよね。実際事故ったけど。実際の事故映像YouTubeに上がってたけど怖かった~。親の気持ちとシンクロしてすっごい嫌な汗をかいた。

一方、すでにイイ感じの関係になってる人とディナーした後わざわざクラブ繰り出してやっとキス♡って流れは、なんか笑えちゃった。私だったらもうお寿司屋さんから宿直行しか考えられないから……。体力あるっていいな。まあ、クラブが映画映えするのはよ~くわかる。東京のシーンもよくある洋画のオモシロ日本ではなく、ちゃんと日本でうれしかったよね。

唯一納得いかなかったのが、CAPAのボンボンの運転は明らかに反則だったのにペナルティがなかったこと! なんでー!?

今回初めて知ったこと。グランツーリスモはレーシングゲームじゃなくてドライビングシミュレーター。ファンが「GTはレーシングゲーム」って聞いたら「エヴァはロボットアニメ」くらい違和感あったりするのかな。笑

作品情報

グランツーリスモ(Gran Turismo)

映画グランツーリスモ感想

配信サービス:Amazonプライムビデオなど
上映年:2023年
上映時間:135分
ジャンル:ドラマ
監督:ニール・ブロンカンプ
脚本:ジェイソン・ホール、ザック・ベイリン
出演者:デヴィッド・ハーバー(ジャック)、オーランド・ブルーム(ダニー)、アーチー・マデクウェ(ヤン・マーデンボロー)

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