我が息子(以下、ちゃんちょ)は赤子時代から水遊びが大好き。お風呂やプールで「滝」を作って遊んだことはあっても、本物の滝って見せたことなかったな~と思い立ち、先日ふらっと滝散歩に出かけてきました。
「宿谷の滝」までの道のり(鎌北湖に寄り道)
日本の滝といったら華厳の滝とか袋田の滝なんかが有名だけど、思い付きの散歩でそんな遠出はできないので、とりあえず近場で滝を見られる場所をリサーチ。埼玉県南西部にある毛呂山町には、そんな規模は大きくないけどいくつか滝があるらしい。今回はその中から、子連れでも難易度低そうな「宿谷の滝」を選びました。(「だこちて」攻撃多用の幼児とガチハイキングできる自信はなかった)
家からクルマをばびゅんと走らせて1時間くらいで目的地周辺まで到着。しかし私が「駐車場」ではなく「滝」にナビの目的地を設定してしまったせいで、滝のすぐ近くまで来たのにどこにもクルマを停められない……という事態に! 後戻り困難な細い山道だったので、一旦スルーして周辺をドライブすることにしました。
通り過ぎた先に湖を見つけました。「鎌北湖(かまきたこ)」といって、別名は「乙女湖」らしいけど乙女っ気はゼロ。笑 農業用の貯水池として使われてるみたいです。後から調べてみたら、この辺は埼玉県では有名な心霊スポット(※ロケニューさんの記事)なんだとか。信じるか信じないかはアレですが、我らが行ったときは普通にバイカーとか家族連れとかがお散歩してて、全然いやな感じはしなかったな~。週末なのにボートとか売店とか営業してないのは寂しかったけど。
湖畔に廃ホテル(鎌北湖レイクビューホステル)も発見。
周辺はハイキングコースになってました。この鬱蒼とした感じ、めちゃ落ち着く! 最近緑に癒やしを求めてる人間なので、もうすでに「来てよかったな~」の気持ち。
駐車場~滝まで
さてさて、湖の周りをちょろっと散策した後は、あらためて本来の目的地へ。駐車場にクルマを停めて滝まで歩いていきます。
古びた看板。
道幅は広くないけど、こんな感じで舗装されてるので非常に歩きやすいです。
真横に小川(ちいかわ)が流れてたりして雰囲気最高!
なんだけど……時期的なものなのか羽虫がとにかく多い!! 顔面に激突してくるw この日はメガネかけててよかった~。水の近くだからユスリカとかかな~なんて思ってたけど、調べてみたら「メマトイ」とかいう虫が存在するらしい(→参考)。こいつだったのかな。人の涙を舐めにきて産卵するとかこわすぎん?? また山歩きするときは防虫ネットとかハッカ油とか装備したほうがよさそう。
ここで虫耐性のないちゃんちょは恐れおののいて、だこちてモード発動。14キロを抱っこしての修行がスタートです。
残暑残る9月でも山の中は涼しくて快適。
到着!
駐車場から5分くらい歩いて滝に到着。うおお! 感じるぞマイナスイオン!!
水つめたい! 透明感もイイ感じ。
落差12メートルの小さな滝だけど、滝壺で水遊びできるのはこの規模ならでは。子どもやワンコたちの水遊びスポットとしても人気みたい。我が家が行ったときは先客がちょうど帰るタイミングだったので、日曜でも貸し切りみたいに楽しめました。
メッシュ生地のエアリフト履いてたのでそのまま入水。気持ちいいね~!(帰り道でソールが崩壊した。もう何年も履いてたから最後の思い出に一緒に水浴びできてよかった🎶)
苔むしてるお地蔵さん。
滝壺近くに骨盤矯正クッション(?)放置してあったの、永遠の謎。笑 こういうわけのわからない落とし物を見つけると撮影せずにはいられない。
ちょろっと動画も撮っておきました。なんとなくの雰囲気と滝の音をどうぞ。
まとめ
ということで初めての「宿谷の滝」、運動不足の我らにはちょうどいい規模感で程よく森林浴もできて当たりスポットでした。ちゃんちょは初めての滝を警戒してほとんど抱っこちゃんだったけど、入門編としてはこれくらいの滝でちょうどよかったのかも。少しずつ慣れて大きい滝にも出かけてみたいね!
ハイキングコース入口のトイレにこんな張り紙が! 埼玉にも熊、いるんだな……。