那須旅行記ラストです。今回はとんでもない量の写真があったので、整理するのに時間かかってしまった……(いつもの言い訳)。
先月SNSで見かけて気になってた「那須おもちゃ博物館」に行ってきたので、ざっくりとレビューします!
ヲタクよ那須に集え
事の発端になったのはXで見かけたこのポスト。
「全世界のヲタクはここに来た方がいいレベル」なんて書かれてたら行くっきゃないでしょう(同行者はちゃんちょとわたし以外ガチオタク)。
前回レポートした殺生石から5分くらいクルマを走らせて、噂の那須おもちゃ博物館にやってきました。
宿泊施設が立ち並ぶ静かなエリアに突如あらわれる博物館! 胡蝶しのぶのタペストリーがタダものじゃないオーラを醸してる。
いざ入館
エントランスでは異色のメンツが出迎えてくれて早くもテンション上がります。受付で入館料(大人1000円、子ども600円)を支払うと、入場者プレゼントとして指輪をもらえました。プレゼントは日替わりで、指輪じゃない日もあるみたい。
順路に沿って、まずは2階の展示スペースからレッツ&ゴー!
2階
最初のお部屋では、ショーケースにギチギチに詰まった女児向け玩具がお出迎え。あさりちゃんとかミンキーモモとかいろいろ。
もともとペンションか何かだったのかな。2階の各部屋の入口には部屋番号が残ってました。
壁にはレアそうなレコードがいっぱい。
ジブリコーナーもちょこっと。これは92年生まれの自分にもわかるぞ!
年代物が多いのかな~と思いきや、不意打ちのランカ・リー。でもさ『マクロスF』も2008年ってことはもう15年以上前になるんか……こわいね……。
おじゃる丸の巨大オルゴール。ちゃんちょが気に入ったようで、おじゃるの前をしばらく離れなかった。我が家にも1台! って一瞬思ったけど、レアアイテム過ぎて一般人が買えるような値段じゃないんだろうな。
展示物はすべて復刻版じゃなくて当時のオリジナル版っていうこだわりがあるらしい。
次のお部屋では一気に少年っぽいムードに。
ガンダムシリーズ。
このウルトラマンの用途気になる。ペンケース?
ドンピシャ世代だったら「これ持ってた!捨てなきゃよかったな~」と思うものもあるのかも。
ウイングマンで、桂正和先生が自ら挿入歌を歌われてたと知って目が飛び出た。美少女の尻描けるうえに歌まで上手いのか。
セーラームーンの人形! うさぎとレイちゃん持ってたなあ~。
一瞬鳥山明?って思ったけど江口寿史だった。このタッチのカラー絵あんまり見たことなかったかも。
2階の吹き抜け部分にも有名キャラが。アンパンマンと綾波レイの並びはここでしか見られないはず。
当時の値段で800円ってことはなかなか高級な筆箱だったのかな。
展示物の中には値札付きで購入可能なものもちらほら。でもジョジョの石仮面に関しては「その野望が潰えた時価格『応相談』」ですって。
「若い方には考古学的見地」。掲示物の言葉選びがいちいちツボる。
レトロなおもちゃコーナーに突入。
昭和のレコードもありました。
ここまでも結構ボリュームあったけど、本番はこれかららしい。
赤ちゃん人形が「不燃性」推してるのなんで!?
1階
ここから1階の展示スペースです。モンキー・D・ルフィののれんをくぐって最初のお部屋へ。エヴァとかビーストウォーズとか、平成っぽい雰囲気になってきた!
セラムンのカードたち。記憶にはないけど多分わたしも子どもの頃持ってたんだろうなあ。「カードダス」って訛りっぽくていいよね。カードだす。
この額装も地味にすごいな。ピッタリ収まってる……。
たまごっち懐かしい~! いまの若い子の間でも流行ってるってマジ?(「みくす」しかわかんない)
1階奥の広いお部屋にはソフビがいっぱい。もともと食堂とかだったのかな。
キャラデザは禍々しいけど、この等身は可愛げがあっていいな。
デモゴルゴンみあるガボラ氏。顔パッカーン系のルーツ知りたい。
100万超えの電動ロボたち。
ウルトラマンってこんなに目離れてたっけ?
アトムのムスッと顔が愛らしい。値段は可愛くない(600万円)。
1000万あったらクルマよりナメゴン買うよなあ!?
中の人がユウナ推しなのはわかった(わたしはリュック好き)。
安彦良和作画のダーティペア。今見てもお洒落だなあ。
最後は記念に、500円のくじを引いてきました。ガラガラを回して出てきた玉の色に応じて、この宝の山から好きなものを持って帰れます。はずれなし!
1番くじにあるようなキャラグッズのほか、昭和のアニメ雑誌や漫画雑誌とかも景品に入ってました。現金あんまり持ち歩かなかったから1回しかひかなかったけど、今度はちゃんと多めに小銭持ってこよ。笑
このバカでかいガンダムも特賞の景品。持ち帰れない場合は買い取ってもらえるとのこと。
博物館の方がレコードを流してくれます。閉館間際には、ちゃんとうる星やつらのEDテーマが流れててよかった。
まとめ
90年代生まれのわたしは知らない作品も多かったけど、とにかくコレクションの量に圧倒されました。おもちゃって基本的に子どもが使うものだからすぐボロボロになっちゃうし、こんなに良い状態で残されてるだけでも貴重よね。あと作品の守備範囲めっちゃ広かったけど全部お1人で集められたものなのかな……どんな経緯でこの博物館ができたのかも知りたくなりました。
友達や家族とぶらぶらしながら思い出話に花を咲かせるにはいい場所です。また忘れた頃に行きたいなー!
おまけ
博物館隣のペンションの看板がよすぎた。いつか泊まってみたい。
施設情報「那須おもちゃ博物館」
・所在地:那須郡那須町湯本350-14
・営業時間:9:00~18:00、年中無休(臨時休館あり)
・入館料:大人(高校生以上)1000円、子ども600円
・公式サイト:https://omocha-hakubutsukan.com/index.html