【感想】9冊目 『新しいきみへ(2)』三都慎司【今日のまんが2022】

冴えない男性教師とミステリアスな美少女のハチャメチャラブコメディかと思いきや、1巻のラストが不穏すぎて腰抜かしちゃったやつ。Amazonで予約してた2巻が発売日に届きました。

あらすじ

妻の浮気を誤解した高校教師の佐久間悟。傷心のまま旅し、故郷・小田原でひとりの少女と出会う。不貞を働きそうになるが正気に返って再び日常へ。新年度、担任するクラスに見覚えのある姿が…。「相生亜希です はじめまして」 “あの日”の少女は魔性の魅力を携え、悟に迫る。教師と生徒、禁断の恋愛劇が開幕。

ジャンプ青年誌公式マンガアプリ「ヤンジャン!」より

感想

↑1巻読んだの半年近く前だった。

ので、ざっと読み直してから2巻読んだけど、今読むと伏線らしきものがたくさん散らばってるなぁ~。2巻読みながら「これは…!」って前巻戻って細かいところを確認しながら読むの楽しい。つまり噛めば噛むほどおいしいスルメ的作品。

2巻は初っ端から事件の連続です。終末パニック×タイムリープ系になっていくのかなぁ~とか勝手に想像しています。こうカテゴライズしちゃうと陳腐に聞こえるけど、またかと言わずに読んでおくれよ。日本人みんな好きじゃん?  タイムリープと感染パニックモノ。
なお、公式的には「背徳的恋愛劇×現代SFサスペンス」らしい(帯に書いてあった)。

全体的な印象としては、安定して絵が上手いうえにアクションの見せ方とかも映画的でぐいぐい引き込まれます。出てくる女子みんなかわいいからそれだけで目が幸せ。セリフは独特でオタクっぽいから実写にしたら寒くなりそうだけど、ハマったらクセになるやつだと思う。「村上春樹みたいなやつは村上春樹だけで十分」ってツッコミとかほんとすきなんだ。作者の語彙力!

個人的には主要キャラになって欲しかった人が早々にログアウトして凹んでるけど、この作品はなんとなく敗者復活ありそうな雰囲気なので期待しています。

2巻は1巻よりページ数少なかったからあっという間に読み切っちゃった。おまけの4コマあったので満足。ほどよく力抜けてておもしろかったな~。

背表紙!

▷▶︎▷試し読みはここから
[第1話] 新しいきみへ – 三都慎司 | となりのヤングジャンプ
https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496729818220

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